代表者様、人事担当者様へ

新築工事の請負状況は厳しくなる一方です。 

建設業界では、人件費、資材費の高騰で
年々新築工事の受注金額は厳しくなっています。

追い打ちをかけ、工程も無理をした工期改善が首を絞め、
よりタイトに、3K(きつい、汚い、危険)のイメージも浸透し
若手社員の現場離れが進んでいます。

新築は将来の改修工事を得るストックビジネスとして
割り切って受注している企業が多くなっています。

利益は改修・リニューアル工事で稼ぎます。
その改修工事の現場管理はほとんどがシニアの出番です。

優れた経験をもって、提案技術力があり、
施主の信用も得られることから、規模の大きいビル、
施設の一か所を守る現場管理者を「灯台守り」と言われています。

担当するシニアのほとんどは、
新築時、自分が何らかの立場で担当したビルを引き続き管理しているのが現状です。

長くなると10年~20年とそのビルを担当します。
企業にとっては、再雇用で確保しておきたい人材です。

灯台守りは新築にくらべ、業務は自分でコントロールでき、ハードワークではありません。